育毛に役立ったことを参考にしていただければと思います。ただ、あくまで個人的な体験であることを先にお断りしておきます。
30代までは髪の毛が多すぎて困るくらいでしたが、40代になって急に薄毛が目立ち始めた時、とった対策とその効果についてまとめます。
ヘアケアや食事に気を使わなかった反動が髪に出だした
髪の毛が邪魔なくらい多かった30代は、散髪に行く時間も惜しいくらい忙しい年代でもあり、ヘアケアに気を使うことはしませんでした。
ひどいと一週間くらい洗髪もしませんでした。それでいて私は脂性でしたから、頭皮がどんな状態であったかは容易に想像されると思います。
実際その頃から、抜け毛もひどくなっていました。自宅のお風呂場の排水口には、大量の髪の毛が絡みついて流れが悪くなることも珍しくありませんでしたし、床のカーペットに掃除機をかければ、フィルターはすぐ髪の毛で埋まりました。
ただ、それだけ抜け毛がひどくても、それ以上に育毛が盛んであったため、髪の毛のボリュームは一向に衰えませんでした。それが一転して薄げになり出したのは40代に入ってからです。
また、その頃は一人暮らしで食生活はほとんど外食に頼り、偏食も過ぎていました。
頭皮の清潔を第一として食事では海藻類を摂るように心がけた
まず、対策の第一は頭皮を清潔に保つことでした。ただ、あまりにシャンプーをしすぎるとかえって、育毛効果が削がれるという指摘もありましたので、夏場1日一回以上シャワーを浴びる場合でも、シャンプーは1回までとし、2回目以降頭皮についた脂は、お湯なり水で洗い流すだけにしました。
それほど汗をかかない夏場以外でも、シャンプーは毎日するようにして、徹底して頭皮を清潔を保ちました。ただしシャンプーの際、頭皮と髪の毛は分けて考えることにしました。洗髪1回、頭皮1回、合わせて2回シャンプーをします。
また、頭皮をシャンプーする際は指の腹で頭皮をつまむように洗い、そうすることでしつこい脂を洗い落とすと共に、マッサージ効果を与えて頭皮の血行を促進させました。
そして、シャンプーの洗剤が髪と頭皮に残さないように、すすぎに十分の湯量と時間をかけます。美容専門家によれば、ここがシャンプーのポイントです。頭皮に残った洗剤成分は百害あって一利なしだそうです。
次に食生活では、海藻類を多く摂るようにして、とくにひじきはふんだんに取り入れました。他にも、ワカメ、昆布などを満遍なく取り入れました。
3週間ほどで効果が感じられるようになった
上記のことを毎日実行に移して3週間ほどした頃から、鏡に写る髪の量が少しずつ増え出しました。抜け毛が減って育毛が促進され出した結果です。
さぼるとすぐまた薄毛が優り出しますので、逆にこのやり方に効果があることが実証できたと思います。